賃貸物件と実家との設備のギャップ
このページは、賃貸住宅の人気の設備ランキングを掲載しています。初めての賃貸住宅では、実家とのギャップに戸惑うものです。例えば、
お風呂とトイレが一緒!?
押し入れや収納がないの??
誰か来たけど、知らない人みたい…!
など、人によって住宅設備の違いによる戸惑いは様々です。
人気の設備ランキング
このページで、自分にとっての「最低限は必要な設備と、あれば便利だけど無くても困らない設備」を区別する判断材料にしてください。設備は豪華になればなるほど、家賃は高くなる傾向にありますので、適切なお部屋を見つけましょう。
それではさっそくランキングのご紹介です。
今やネット環境は必須ですね。住環境というより情報取得が重要視されているようです。インターネット対応設備があれば、パソコンはもちろんのこと、無線ルーターでWi-Fi環境を整えることも可能ですし、それによってタブレットやスマホで情報収集やゲーム、映画鑑賞、そしてソーシャルサイト(SNS等)でコミュニケーションが快適にできます。
賃貸物件のインターネット設備は接続自体が無料のものもありますが、検索項目で探す際には、原則はインターネット項目をチェックすると、設備的に接続できるというもので、ご注意ください。
やはり一人暮らしとなるとセキュリティには気を付けたいところです。オートロック付きの物件であれば、鍵を持っているか、室内に入居している知人などがオートロックを解除して自動ドアが開く仕組みです。
押し売りや勧誘など、玄関先まで来られて断りきれず購入してしまった…。なんてことの可能性が低くなります。また、賃貸物件の一人暮らしではオートロックはセキュリティ上、頼りがいがある設備です。家賃相場は、通常の物件よりも高くなっています。
但し、オートロックといえども、部外者を100%排除できませんので、防犯の意識は常に持っておく必要があります。
浴室乾燥機設備は、浴室の天井部分に、温風の送風装置があります。お風呂を利用していない間は、洗濯物を干しておけるわけです。
・防犯上、洗濯物を外に干したくない
・花粉症で外に洗濯物を干したくない
・外出が多く、取り込む暇がない
等々、浴室乾燥機は、現代の事情のお困りごとを解決する設備なのです。特に賃貸物件に一人暮らししていると代わりに洗濯物をお母さんがとりこんでくれることも出来なくなるわけで、この設備があれば便利ですね。
但し、電気で動くので、使いすぎると電気代が高くなってしまうのでご注意を!
ウォークインクローゼットとは、いわゆる大きめの収納スペースのことです。一人暮らし用のワンルーム(1K)物件は従来の収納が、押入れの半分程度ぐらいしかありませんでした。しかし、単身者世帯の年齢層が高くなるに伴い、収納スペースの大型化の需要が高くなり、それに対応した物件は人気となりました。
学生のうちはそれほど大きな収納は必要ないのかもしれませんが、あれば確かに便利です。しかし、学生の場合は、荷物を実家に送るという裏ワザも使えます。収納が広い分家賃が高くなるのであれば、妥協できる項目かもしれませんね。
モニター付きインターホン、またはテレビモニター付きインターホンとも言います。これは、訪問者が誰かをモニターで確認できる設備です。オートロックが主にマンションの設備に対して、モニター付きインターホンはアパートタイプのお部屋にも多く付くようになりました。
モニターで来訪者を確認できれば、知らない人であれば玄関を開けなければいいのです。また、インターホンの受話器を上げず、画像だけ確認することも出来ますので、いい意味での居留守をすることも可能です。モニター付きインターホンの中には、録画機能があるものもありますので、留守時に誰が来たかわかる機種もあります。
オートロック付きマンションが家賃その他の条件でありあわなければ、モニター付きインターホンの設備で探すのも1案ですね。
宅配ボックスとは、留守の時に宅配業者さんがきても、荷物を受け取れるボックス設備です。実家では家族の方が受け取ってくれるケースも多いですが、一人暮らしではそうはいきません。
実家から、お米や野菜などをせっかく送ってきてくれても、学校の行事で受け取れない。再配達の時間も過ぎた…。こんなことを防げます。
また、学生のうちは使えるお金も限られますが、ネットショップで安いものを購入するケースもこの設備は便利なわけですね。中には宅配業者さんでさえ部屋に入れたくない人は、在宅中でも宅配ボックス受け取りにする人もいます。
※貴重品、生鮮食料品、冷凍冷蔵品などは受け取れません。
独立洗面台の人気のヒミツは、
・歯磨き、髭剃り、ヘア&メイクの身だしなみ
・浴室に洗面があると足が冷たいが、独立洗面台にはその心配がない
等です。
学生には豪華な設備かもしれませんが、お友達が増え、バイトをし、就職活動などそういった人と接する機会が増えてくると身だしなみに気を使うため急激に需要が高まる設備になります。
また、ワンルーム(1K)タイプでは、洗面台を置くスペースを確保するのに収納部分や、居室の広さなどとこかのスペースが犠牲になっていることもありますので、バランスを見て検討しましょう。
システムキッチンは「ヘヤメシ」、自炊を快適にできます。一人暮らしの食生活となると、ついつい外食やコンビニ弁当が多くなりがちですが、栄養のバランスも偏りますし、何しろ出費がかさみます。
システムキッチンはガスコンロとシンクがセットになっているものをいいます。ガスコンロを自分で買っておく必要もありませんし、ミニキッチンで弱い電力の電気コンロでお湯を沸かすのにも苦労するなんてこともありません。
たまに友だちを呼んで、お食事会をするのもいいかもしれませんね。盛り上がってしまって、近隣住人からの騒音クレームで注意を受けないようにしましょう。
「洗浄機能付き便座」や「温水洗浄機能付き便座」、「シャワートイレ」などといいます。一般的には『ウォシュレット』といいますが、『ウォシュレット』という言葉自体は、TOTO社の商標のため、こういう名称で賃貸条件の検索項目になっています。
温水洗浄便座はあるのが当たりまえと思っている人も多く、実際に入居して、実費でもいいから付けたいという人もいるぐらいです。人によって最低限必要な設備になりそうですので、該当しそうな人は注意してお部屋選びをしましょう。
ゴミの問題は環境問題のうちで重要な物の一つ。学生さんの中でも関心のある問題ではないでしょうか。賃貸住宅では、敷地内にゴミ置き場がないと…。
近所のゴミ置き場まで、朝、決められた時間までに持っていく。燃えるごみ、ビン・缶、ペットボトルの分別はもちろん、時間と曜日をきっちり守る必要があります。出せないと次の回収日まで部屋の中にあることになります。
敷地内にゴミ置き場があれば、分別、曜日ごとの制限は変わりませんが、時間的に、制約からは物理的にも精神面でも大きく負担減になります。すぐそこに出せれば、ゴミを溜めることなくこまめに出せます。お部屋も綺麗に保てます。
いかがでしたでしょうか。さすがランキング上位の設備で、どれも魅力的なものばかりです。お部屋探しの際は、ご自身のご希望の条件に沿って良く考え、ピッタリのお部屋を見つけましょう。